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1:たける
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2018/04/22 (Sun) 15:17:05
host:*.bbtec.net
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昨シーズンは色々な質問にご教示いただきありがとうございました。
今シーズンも、息子とともにベースボールを楽しみたいと思います。
宜しくお願いします。
中学校軟式野球のチーム指導者(先生)より
全軟連(学童、少年)では
規則改正により二段モーションの投球は走者がない場合
①ボールを宣告しない
②ただし、攻守交代時または終了時にその投球動作をやめさせる
との見解であることを指導されたそうです。
個人的に調べてみると
全野協320-41 2018.1.12
から
「今回の改正で、走者がいない場合はペナルティを課すことはなくなり、これまでしばしば問題となっていた、反則投球とする基準が不明確、大会によって適用がまちまち等の混乱はなくなるはずです。
しかし、技術的な面においても、マナーの面においても"二段モーション"は望ましい投球フォームではないという考え方に変更はなく、我々はあくまでも正規の(ナチュラルな)投球動作の確立を目指すことは変わりありません。」と記載されてます。
質問
①二段モーションはナチュラルな投球動作ではないので改めなければならない
②改めるということは、投げてはいけないということ
③現場でジャッジされている、審判の方はどの様な裁定をされているのか
長文になりましたが ご教示いただければと思います。
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2:審判部 小川
:
2018/04/22 (Sun) 22:54:09
host:*.zaq.ne.jp
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こんにちは 審判部の小川です。
この件について皆さんのご意見を伺いたく思います。
どうでしょうか?
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3:新米審判員
:
2018/04/23 (Mon) 17:48:33
host:*.ccnw.ne.jp
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全軟のHPに載っています、解釈解説というのを見ると
5,07(a)正規の投手動作
投手動作を、スムーズに行わずに、ことさらに段階をつけるモーションは~
とあり、表を見ると
走者がいた場合 ⇒ボーク
走者がいない場合⇒注意
ということではないでしょうか?
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4:ノボル
:
2018/04/23 (Mon) 17:59:55
host:*.nttpc.ne.jp
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こんにちは、ノボルです。宜しくお願いします。
たけるさま、小川さま一緒に勉強させて下さい。
今年改定された定義38(注)の削除ですね。
二段モーションは、アテネ五輪で日本のプロ投手陣が国際審判員から
酷評されたのを思い出しました。(汗);
参考になるかと思い、頂き物の資料ですが該当する記述がありましたので
一部をコピペで紹介させて頂きます。
(古い資料なので規則の項番が旧式なのは、お許し下さい)
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(1950年以前の)古い型のルールの中での“投手に関する規則”の一つ、
第31条第8項というのにこういう規定があった。
『投手が打者へ投球する際、常に行なう腕、肩、腰、膝、足その他身体を動かす
習慣的動作をしたに拘わらず、直ちに打者に投球しなかった場合は、ボークである』。
この古い規定は『投手が打者への投球に関連する動作を起こしながら、中途でその動作を
とめてそれから投球した』ならばボークであるということをいっていると解釈してもよか
ろう。残念ながら現在のルール・ブックにはこれと似た規定が見あたらない。
ということは、
もう今日では『中途でとめたりした上で投球する』ような投手はいなくなったから、ボーク
の項目で、こんなことを規制する必要がなくなったからであると考えてもよいということ
になるだろう。
しかし、これは米国での話、日本にはまだまだスムーズに投球しない投手がたくさんい
る。そこで日本の規則委員会は1971年に「投手が8.01(現5.07)a及びbに規定された
投球動作に違反して投球した場合も反則投球となる」という〔注〕を“用語の定義”、反則
投球の項につけ加えた。
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長文なのでこの辺りまで。。。。
古い資料ですが、削除された(注)が書き加えられた当時の理由がわかります。
たけるさまご質問の①と②については
①二段モーションはナチュラルな投球動作ではないので改めなければならない
②改めるということは、投げてはいけないということ
その通りだと思います。いかがでしょうか?
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5:たかし
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2018/04/23 (Mon) 18:04:06
host:*.commufa.jp
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たける 様
小川 様
皆 様 こんにちは、
たける様の質問に対して、小川様が皆様に問いかけておられるので
参加させて頂きます。
質問 ① 二段モーションはナチュラルな投球動作ではないので改めなければならない
改めなければいけないとおもいます。
(規則委員会の解釈があるため。)
② 改めるということは、投げてはいけないということ
投げてはいけないと思います。
(規則委員会の解釈があるため。)
③ 現場でジャッジされている、審判の方はどの様な裁定をされているのか
試合前の投球練習を見て監督に指摘をしていました。
ですが急にいつもの投げ方を変えなさいと言うのもかわいそうなので
強制はしていませんでした。
私の心の声
① 改めなくても構わない。
② 投げても良い。
③ でもやっぱり審判が自分の考えだけで
勝手に規則に従わないというのは絶対にあってはいけないと思うので
今後も監督、選手には、二段モーションは直しましょうと言い続ける。
以上です。
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6:たかし
:
2018/04/23 (Mon) 18:09:56
host:*.commufa.jp
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すみません、追記です。
「かわいそう」 というのは
私、いつも学童専門ですのでつい^^
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7:審判部 小川
:
2018/04/26 (Thu) 22:47:22
host:*.zaq.ne.jp
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こんにちは 審判部の小川です。
皆さんのご意見ありがとうございました。
ノボルさん貴重な資料の提供ありがとうございます。
私も皆さんと同じ考えです。
①二段モーションはナチュラルな投球動作ではないので改めなければならない
「改めなければならない」と思います。(日本の規則に則る事が必要ですので)
但し 2017年までは規則違反として処置されていましたので、あまり見かけないと思います。
これからも同じように指導していくつもりです。
②改めるということは、投げてはいけないということ
走者がいればボークですし、走者がいなければ「注意指導」ですので、上記の投球フォームでは
投げない方が良いと思います。
③現場でジャッジされている、審判の方はどの様な裁定をされているのか
「ペナルティの無い、注意指導」ですから聞いてくれるか分りませんが
注意し続けるしか方法はありませんね。
今回の投球動作の件で、過去に遡ると、こういう事も有ったみたいです。
*1971(S46)年、定義 38 の[注]が追加された。
これは、当時の王選手の一本足打法に対して、何とかタイミングを外すため背面投法をする投手も
現れるなどしたため、打者のタイミングを外したり、打者を幻惑したりする投球動作を禁止する
ために規定された。
「定義 38 の[注]」ですが、「定義」にこの「注」が書かれている事を知っている審判員が、どれだけいるかも疑問です。
私は最初にこの[注]を見た時に「投球姿勢違反で反則投球?」と感じた事を思い出します。
「投手板を離れていないし、クイックピッチでもないのに?」無理矢理[注]を付けた?みたいな
感じがしました。
但し この[注]で助けられた事もあります。(2段モーションでボークを宣告し監督への説明の時)
結果 この[注]が削除された事で、今度はややこしい事も発生する可能性が大です。
2段モーションばかり注目されていますが「規則5.07(1)(2)に違反した時はどうすればいいの?」
走者がいるとき、この[注]が無ければ「ボーク」にする根拠が無くなる事もある。
(日本人はペナルティが無いと言う事を聞かない!)
なので各団体でペナルティを考えないといけなくなる(返って不便)
今年一年は現場も苦労すると思います。
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8:たける
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2018/04/27 (Fri) 19:39:33
host:*.bbtec.net
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小川様
新米審判員様
ノボル様
たかし様
ご回答ありがとうございます。
「ペナルティがなく注意し改めさせる」
難しいジャッジですね。
審判、指導者、選手 みんなで野球というスポーツを盛り上げたいですね。
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9:たかし
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2018/05/26 (Sat) 18:54:16
host:*.commufa.jp
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小川様
皆様、こんにちは。
こんな場面がありました
ノーアウト ランナー3塁
打者が外野へのシングルヒット
3塁走者 悠々ホームイン(ただし本塁空か)
そして、ダッグアウト (ベンチ)へ入りました。
この時、監督か、ネクストバッターが空かに気づき
3塁走者へ踏みなおす様指示を出しました。
インプレイ中
私はダッグアウトに入った後でも
インプレイ中であれば本塁の踏みなおしは可能だと思っていたのですが
一度ダッグアウトに入ってしまえば、たとえ インプレイ中であっても
本塁の踏みなおしは NGなのでしょうか?
宜しくお願い致します。