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1:素人コーチ
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2016/05/03 (Tue) 09:33:03
host:*.spmode.ne.jp
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よろしくお願いいたします。
中学の試合を観戦していました。走者2塁で強いライナーの
打球が2塁走者に直接当たりました。3塁塁審は、走者アウト、打者一塁を指示しました。
この時の走者と野手の位置ですが2塁ベースと3塁ベースを結ぶラインを引いたとして、
走者はライン上、遊撃手は僅かにライン後方、3塁手は1m前、打球が当たった位置は3塁手と遊撃手の中間当たりです。
質問ですが、打球の早さや遊撃手の位置から、遊撃手の
守備機会は無かったと思いますので守備妨害の判定は誤り
ではないでしょうか?
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2:たかし
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2016/05/03 (Tue) 14:27:45
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横から失礼いたします。
小川様のご解答があるまでしばらくお付き合い下さい。
現場は観ておりませんが 文章の内容からすると
私は三塁塁審を支持します。
その根拠としましては、
公認野球規則
5.09b 走者アウト P61
(7)走者が、内野手(投手を含む)に触れていないか、または内野手(投手を
除く)を通過していないフェアボールに、フェア地域で触れた場合。
です。
今回は、5.06c6 6.01a11 にあたらないと三塁塁審は判断したと思います。
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3:審判部 小川
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2016/05/03 (Tue) 22:26:49
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こんにちは 審判部の小川です。
>質問ですが、打球の早さや遊撃手の位置から、遊撃手の
守備機会は無かったと思いますので守備妨害の判定は誤り
ではないでしょうか?
打球が内野手を通過するまでは「内野手には守備機会が有る」と言うのが規則の元です。
打球との接触点が遊撃手より「前」であれば「守備機会は有った」となります。
見た目ではなく、規則上 そう解釈するしかないと思ってください。
たかしさんの
>5.09b 走者アウト P61
(7)走者が、内野手(投手を含む)に触れていないか、または内野手(投手を
除く)を通過していないフェアボールに、フェア地域で触れた場合。
にあるように「内野手を通過していない」が根拠です。
実際の場面では「守備が出来る打球ではない」と思っても規則上は「内野手を通過していない」
が判定の基準になり、結果「守備妨害」となってしまいます。
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4:素人コーチ
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2016/05/04 (Wed) 09:03:43
host:*.spmode.ne.jp
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たかし様、小川様ありがとうございます。
もうひとつ教えて下さい。質問のケースでは遊撃手は2塁走者の僅か後方にいたのですが、例えば遊撃手が走者の僅か前方に位置し打球が走者に当たった場合は、内野手を通過した打球となり、走者はアウトにならない、と判断してよろしいでしょうか?
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5:たかし
:
2016/05/04 (Wed) 15:17:30
host:*.commufa.jp
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素人コーチ様、こんにちは。
ここで、公認野球規則
6.01a(11)が関係してくるのですが
こればかりはその場で見ていない私の場合は。
上手にご説明する言葉を持ち合わせておりませんので
申し訳ありません。
私の場合はナッシングかな~?
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6:審判部 小川
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2016/05/04 (Wed) 17:05:22
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こんにちは 審判部の小川です。
>例えば遊撃手が走者の僅か前方に位置し打球が走者に当たった場合は、内野手を通過した打球となり、
走者はアウトにならない、と判断してよろしいでしょうか?
アマチュア規則委員会の見解は
「打球が野手を通過していたかどうかは、走者が打球に触れた地点が、野手とファウルラインを垂直に結ぶ
線よりも前か後ろかで判断する」となっております。
ご質問の場合は「内野手を通過した打球」と判断することになり、走者に触れても「インプレイ」とし
審判員は「ナッシング」の宣告をすることになりますが、実際には審判員は瞬間的に固まってしまい
即座に宣告は中々難しいと思います。^_^;