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1:素人コーチ
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2015/11/01 (Sun) 14:54:57
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よろしくお願いいたします。
昨日の学童の試合での事です。打球は本塁ベースからわずかに3塁寄りのフライとなりましたが、打者が打席にとどまっていたため打球を
追った捕手がぶつかり捕球できませんでした。結局打球はフェアゾーンに落ちた後、ファールゾーンへ。球審は一旦ファールボールを宣告しましたが、守備妨害ではないかとの抗議があり協議の結果判定が覆り、守備妨害で打者アウトとなりました。
今回のケース、打者は打球がどこへ行ったのか分からず打席にとどまっていたようで故意ではありません。審判員の判定は正しかったのでしょうか?
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2:審判部 小川
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2015/11/02 (Mon) 17:25:26
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こんにちは 審判部の小川です。
「打者席」とは
規則 2.10
「打者が打撃に際して立つべき場所である。」
打者のバットと投球が触れ、「打球」となった時、打者は1塁に向かって走って行く行為が必要です。
たとえ打球を見失ったとしても、これは打者には課せられた「義務」です。
ですので「義務を怠った事で打球を捕らえる「権利のある守備者」の妨害をしてしまった事」になります。
打者席は常に「安全地帯」ではありません。
打者が正規に1塁に走って行く際に衝突したのなら、妨害とはならなかったでしょう。
(この行為が故意ではない証明です)
例えば
ベースコーチが打球を見失った所へ3塁手が捕球に走って来て衝突、「衝突が無かったら捕球できた」と
審判員が認めたら「打者アウト」です。それと同様ですね。
但し 両者とも「衝突が無かったら捕球できた」との審判員の判断が必要です。
只 出来れば最初に球審の判断で「守備妨害」を宣告して欲しかったです。
抗議が有ってからでは、最初の「ファウルボール」の判定が何だったのか?と変に揉める元になりますから・・・
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3:素人コーチ
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2015/11/03 (Tue) 20:48:06
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小川様、いつも分りやすい解説をありがとうございます。
よ~く理解することができました。今後ともよろしくお願いいたします。