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1:素人コーチ
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2015/09/22 (Tue) 09:30:54
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続けての質問で申し訳ありません。
先日、高校の練習試合を観戦しました。その試合、走者2塁の時、投手は、前傾姿勢でサインを確認後、一旦体を起こし直立した状態で2塁走者を見ながら両手を合わせます。走者1塁の時は前傾姿勢から体を起こしながらセットするのですが、走者2塁の時はこの動作を繰り返します。これは、投球動作の中断でボークだと思いましたが、審判員も一緒に観戦していた片方も何の反応もなかったため自信が揺らいでいます。
色々考えていたら、新たな疑問が。走者2塁で投手は軸足をプレートに置き両手を下ろし走者を見ています。その後、前傾姿勢をとり捕手のサインを見るのは投球動作の中断になるのでしょうか?
まとまりのない質問ですみません。
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2:審判部 小川
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2015/09/23 (Wed) 02:38:17
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こんにちは 審判部の小川です。
何故ボークを取らないかは?は同席の審判員に確認をして頂ければと思いますが
別な事でちょっと難しい問題が絡んでいます・・・
1996年にアマチュア規則委員会より通達があり
クラウチングスタイル(crouching style前傾姿勢)でサインを見ている投手は、一連の動作で身体の前方に両手でボ
ールを保持しなければならない。身体だけ起してその後にボールを保持すれば、ボークとなる。
(1996年アマチュア通達事項)
ところがこの当時、高校野球の世界では「ボークに取るな・・・」との指導があった模様です。
(理由はわかりません)
上記のクラウチングスタイルの連続動作と一旦止めてからの動作とで何がどう違うのか
私的にも???がありますが、それはそれとして厳密には「ボークとしなさい」とのアマ通達であります。
(連続動作と見なすかどうかは審判員の判断ですが・・・)
面白い事に、この通達も末端の団体に伝わったのは2007年度になってからです。
「正しい投球姿勢の徹底」と題しての通達事項です。
(各団体の上層部がどうしようか考えていた?のでしょうね・・・)
日本の野球の世界では各団体に任されている微妙な部分があります。
当該団体の審判員に確認して頂くことが一番確かであると思います.
それと
>走者2塁で投手は軸足をプレートに置き両手を下ろし走者を見ています。
>その後、前傾姿勢をとり捕手のサインを見るのは投球動作の中断になるのでしょうか?
問題はありません。その後の行動次第です。
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3:素人コーチ
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2015/09/24 (Thu) 22:31:56
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小川様、ありがとうございました。とても勉強になりました。
走者がいる状況で、両手を下ろして軸足をプレートに置いた姿勢からは、軸足を外すか、一連の動作で両手を合わせる動作以外はボークだと思っていました。