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1:ノボル
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	2017/05/27 (Sat) 18:08:35 host:*.nttpc.ne.jp
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こんにちわ、「ノボル」と申します。
 守備妨害についてご教授いただきたく投稿させていただきました。
 よろしくお願いします。
 
 学童野球での出来事です。
 
 1死満塁、前進守備をとっていた一塁手のやや後方に打者が飛球を打ち上げました。
 審判は、インフィールドフライを宣告。
 
 しかし、一塁手が打球を追う時、一塁ランナーと正面ではち合わせになり、落下点に到達できず捕球できませんでした。
 
 見た感じですが、
 一塁ランナーは無意識に左右に避けようとしていた様ですが、ちょうどフェイントをかけた様になってしまい一塁手も同じ方向に動いてしまいました。
 
 ギリギリ接触は無かったようですが、打球は一二塁線上を少し超えたフェア地域(走者のいた位置のすぐ近く)に落ちました。
 
 2塁と3塁の走者は打球(フェアボール)が跳ねて転がっている間に一つずつ進塁し1点が入りました。
 
 この状況でジャッジは、インフィールドフライの打者アウトだけで、二死、一・三塁で再開しました。
 
 質問は、
 走者が、打球を処理しようとしている野手の妨げになった場合とは、
 具体的には野手との接触が目安になるのでしょうか?
 
 接触が無くても妨害と判断できる場合もあるのでしょうか。
 
 宜しくご教授お願い致します。
 類似のスレがあった場合はご容赦ください。
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2:素人コーチ
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	2017/05/28 (Sun) 00:22:08 host:*.spmode.ne.jp
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こんにちは、一緒に勉強させてください。    
 
 接触だけが守備妨害ではありません。以前球審を担当した学童の試合で、遊撃手正面のゴロの打球に対して二塁走者が遊撃手の前で立ち止まり打球の直前でジャンプ。この行為にたいして私は、守備妨害を宣告したことがあります。
 ノボル様ご紹介のケースも、接触はなかったにしても、守備妨害が適用されるケースだと思います。
 一死満塁ですので守備妨害であれば、打者はインフィールドフライでアウト、一塁走者は守備妨害でアウト、チェンジになると思いますが、小川様いかがでしょうか?
 
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3:審判部 小川
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	2017/05/28 (Sun) 20:31:49 host:*.infoweb.ne.jp
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こんにちは 審判部の小川です。
 
 ノボルさんはじめまして。
 素人コーチさんの回答でほぼ正解です。
 
 打球を処理しようとしている野手を「遮ったり、邪魔したり、混乱させたり」と言う行為も
 妨害として処置します。(偶然であっても同様)
 
 但し 今回の処置をした審判員に判定の根拠を聞いてみたいです。
 ノボルさんのご質問も文章での表現であり、ノボルさんの見た状況ですから
 審判員から見て「守備側への妨害が無かった」と判断しているのであれば、処置としては間違っていません。
 
 その辺りはどうでしょうか?
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4:ノボル
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	2017/05/30 (Tue) 07:23:35 host:*.ocn.ne.jp
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素人コーチ様
 小川様
 
 わかりやすくご回答いただきありがとうございます。
 
 接触しなくても守備妨害になる場合もあるんですね。勉強になりました。
 
 小川様
 
 残念ながら、審判員さんとお話しする機会はありませんでしたが、小川様が書かれていますように
 
 >審判員から見て「守備側への妨害が無かった」と判断しているのであれば、処置としては間違っていません。
 
 審判員は、無かったと判断したのだと、思います。
 
 補足ですが、
 その試合の審判員さんは主審だけで塁審は、審判経験の浅い理事さんでした。
 主審・塁審の「目」がインフィールドフライを宣告する打球を追って上を向いていれば、
 下(グランド)でのプレーが見えてなかった・・・のかもしれません。
 なにせ鉢合わせしたのは、一瞬の出来事でした。
 
 
 
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5:審判部 小川
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	2017/05/30 (Tue) 18:23:27 host:*.3sweb.ne.jp
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こんにちは 審判部の小川です。
 
 偶然ですが2週間ほど前に 今回の状況に似た場面がありました。
 
 1死 1塁 (インフィールドフライ適用の条件ではありませんが)
 
 投球と共に1塁に付いていた1塁手が塁を離れたところ、1塁走者の2メートル位後方に落ちる
 フライが上がりました。
 
 1塁手は捕球するためにボールを見ながらバック、1塁走者は塁に帰るためにバックしました。
 案の定 1塁手と1塁走者が接触し掛かり、間一髪1塁手が避けながらバックした為、捕球できず
 ポテンヒット。
 1塁走者は一目散に2塁に走り、打者走者も全力で1塁に走り、両者セーフになりました。
 私は球審でしたが、1塁手の行動を確認し「妨害」を認識しました。
 1塁審が宣告する可能性もあり状況を見ていましたが「守備妨害」を宣告する様子もないので、
 私がタイムを掛けて2塁に行った走者に「守備妨害、ランナーアウト」と宣告しました。(打者は1塁に行けます)
 
 試合終了後 反省会で1塁審に聞いた所「打球を見ていた為、妨害の状況は見ていなかった」との事でした。
 どちらにしても、発生した状況を審判員が確認していないのは、審判員の責任ですから気を付けないといけません。
 どちらかが見ていてくれたら、判定も変わったかも?です。
 
 「審判は常に反省です。」