ルール掲示板 37620


二塁牽制時の軸足の動き

1:ノボル :

2017/06/15 (Thu) 13:57:14

前レス「一塁牽制時の軸足の動き」の続編で勉強させて下さい。

「一塁牽制時の軸足の動き」の抜粋ですが・・・
>アマチュア規則委員会では2013年度に
>「投手の軸足、自由な足に関しての規則解釈の変更」を行いました。
>この変更に則り
>「1塁に送球する時に軸足が踏み変わった場合、一挙動であれば軸足の場所はどこでも良い」となりました。
>なので(youtube)の前田健太の送球を学童が行っても、現在はボークとはなりません。

質問は、
> 塁への送球が「一挙動であれば軸足はどこでも良い」です。
二塁への牽制動作についても、同様の解釈でしょうか?

二塁への牽制練習の動画のURLです。
https://youtu.be/7b2BRX8oj3o

動画では・・・
セットポジションから二塁への牽制動作の中で、投手板に触れている軸足を本塁方向にズラしています。

プロでは、リーガルな動作だと記憶していますが、日本のアマチュアではどうでしょうか?
根拠資料を持ち合わせていませんので、アマでもリーガルなのかご教授いただきますよう宜しくお願いいたします。
2:審判部 小川 :

2017/06/16 (Fri) 00:16:05

こんにちは 審判員の小川です。

>二塁への牽制動作についても、同様の解釈でしょうか?

映像拝見しました。
うまい牽制ですね。プロは早いし、正確ですよね。(生活掛かっているからね)

結論から言いますと、プロでは「ボークとはしません」、アマでは「ボークとします」です。

この件で、以前に東京の「アンパイヤスクール」に参加した時の内容です。

* 1塁や2塁に牽制する時の動作について

投手が塁に牽制する時に、本塁側や3塁側に軸足が移動し(外しているとは言わない)その後、自由な足が塁方向に踏み出し送球する。
この軸足の動きに対し、プロの審判員は「ボークとはしません」アマ規則委員会の審判員は「ボークとします」との事でした。
プロの審判員が「皆さんはアマの審判員ですからボークにしてくださいよ」と言って笑っていました。
こっそりプロの審判員の方に見解を聞きましたところ
「規則により軸足を前や横に外してはいけないことは分かっていますが、プロではこのような牽制でアウトになる走者が未熟だから、
そこまで細かくはボークにはしていない」と笑ってました。
アマはやはり規則に対し従順に「このような軸足の動きは規則破りである」との事でした。

但し 2013年度から 1塁への牽制に関して「一挙動であれば軸足はどこでも良い」に解釈が変わりましたが・・・

現在も映像のような牽制動作は「投手板から軸足が前に相当離れている」事からしてもアマでは「ボーク」の処置であると解釈しています。
3:ノボル :

2017/06/16 (Fri) 12:31:31

こんにちは、ノボルです。いつもありがとうございます。

>結論から言いますと、プロでは「ボークとはしません」、アマでは「ボークとします」です。
承知しました。ご教授ありがとうございました。


余談ですが・・・
ノボルが子供の頃、Gの盗塁王“赤い稲妻”柴田さん(例えが古すぎて・・笑)が、野球教室で
牽制か否かを見分ける方法の一つに、投手の「軸足の〝かかと〟の動き」に注目すると
言っていたのを思い出しました。

規則上、走者がいる状況では、
投手が軸足を「踏みかえる」「投手板上で移動する」、あるいは
「走者に顔を向けたまま打者に正対しない」動作の後、打者に投球することを禁止しています。

なぜなら、
軸足を「踏みかえる」「投手板上で移動する」あるいは「走者に顔を向けたまま」等の動作は、
走者に対し「牽制を連想させる動作」で、
走者を塁に戻し、その隙をついて投球する事となり、
その行為はフェアプレーに反する事が、反則として取扱う理由の一端ではないかと思います。

個人的には、NPBやMLBのプレーがそのまま子供達のお手本になればと思いますし、
実際にそうなっているプレーも沢山あります。
(本塁付近の捕手の構える位置等は、良いお手本としています。)
一塁は、軸足の位置は関係なく、プロと同じですので、今後、
他の塁にも考え方の統一がなされる事を願っています。

ありがとうございました。
4:審判部 小川 :

2017/06/16 (Fri) 17:35:19

こんにちは 審判部の小川です。

かといって、映像のような牽制動作は瞬時の事なので、見逃すこともあるかなと思います。(皆 送球を見ているので・・・)

>牽制か否かを見分ける方法の一つに、投手の「軸足の〝かかと〟の動き」に注目すると
>言っていたのを思い出しました。

これは走者1塁の時の状況ですね。

>軸足を「踏みかえる」「投手板上で移動する」あるいは「走者に顔を向けたまま」等の動作は、
>走者に対し「牽制を連想させる動作」で、
>走者を塁に戻し、その隙をついて投球する事となり、
>その行為はフェアプレーに反する事が、反則として取扱う理由の一端ではないかと思います。

これも走者1塁での状況ですか?
軸足を「踏みかえる」「投手板上で移動する」時点で牽制動作をしていますから、1塁に送球しないで
隙をついて投球すれば「ボーク」になりますが・・・
どうでしょうか?
5:ノボル :

2017/06/19 (Mon) 18:14:18

こんにちはノボルです。
前投稿は、あまりに長文で訳判らずの内容だったので、自分で削除しました。失礼しました。
改めて返信し直しましたので、宜しくお願いします。

>これも走者1塁での状況ですか?
主に1塁走者の場合です。「走者に顔を云々」は2塁走者をイメージしました。
2塁走者の場合は軸足だけでなく投手の全体を見ていると思いますが、
どの走者からも牽制に関する動作に見えると思います。(だから、スタートが切りにくくなります)

>送球しないで
>隙をついて投球すれば「ボーク」になりますが・・・
>どうでしょうか?
その通りです。(「走者に顔を云々」は、はぶいて「軸足」に絞ります)
しかし、2塁には、一挙動でも軸足が移動してしまうと牽制してもボークです。と、言いたかったんです・・・
言葉足らずでした。

>但し 2013年度から 1塁への牽制に関して「一挙動であれば軸足はどこでも良い」に解釈が変わりましたが・・・
一塁は(めでたく)プロと同じ解釈になりましたが、他の塁は???  同じじゃないの???  と思いました。
(プロの解釈は、2塁も同じなので???はありません)

二塁牽制についてのアマ規則解釈は据え置かれて、
動画の牽制は「軸足を投手板から本塁側に外した後に送球した」という事になるのですね。
技術的には、一塁も二塁も投手は同じ軸で回転するとこうなるだけなんですけどネ(笑)難しいところです。

ありがとうございました。今後も、宜しくお願いします。




6:審判部 小川 :

2017/06/19 (Mon) 18:30:48

こんにちは 審判部の小川です。

投稿削除ですか?とてもいい内容だったのに勿体ないなあ・・・
しかし まさにノボルさんの仰る通りだと思います。規則をすごく勉強されていると感心してます。

ここからは私見になる事をご了承ください。

今回の1塁牽制に於ける軸足の解釈変更も、いつでも変更できたはずです。(アマだけの規則はトラブル防止が多い)
規則委員会の方々は(どんな専門部会でもそうですが)「前言を翻す」為には、どうしても何か?大義名分が必要なんです。

2013年度にアマ側が「投手の軸足をプロ同様、投手板に触れていればよい」と変更したことで、投手板の3塁側のギリギリで、
踵が触れている状態の時に、1塁に牽制すると軸足が投手板から外れる状態になります。
だから「一挙動であれば軸足はどこでもよい」に変更できる口実が出来たわけです。
但し それでも「軸足を外す」と言う表現ではなく、「軸足の踏み替え」と言う事で容認しているのです。(まさに国会内でのやりとりそのもの)
「軸足を外す」のは「投手板の後方」に限定しているので、「軸足の踏み替え」と言う事で規則の解釈を変更するのですから、勉強する方は頭が痛いですね。
(まさに一語一句を読み解かないと本来の意味が分からない「野球規則は難解過ぎる」と言われる所以でしょうね)

『 【注】1塁へ送球する場合、投手板上で軸足が踏み変わっても、その動作が一挙動であればさしつかえない。
      しかし、送球前に軸足を投手板上で、一旦、踏み変えた後に送球すれば、軸足の投手板上の移行としてボークとなる。 』

これも 1行目と2行目の意味が分かりにくい文章です。
「踏み替えても一挙動なら良い」 と 「踏み替えた後、だったらダメ」共に、踏み替えと送球にタイムラグがあるかどうかで決まるわけです。
(それは審判の見方次第)

なのに「2塁については、一挙動でも軸足が前に移動する事を許さない。」 アマ側が規則を盾にする根拠であるのが、ご存知の

『 【注】 「~軸足を側方または前方に外すことは許されない。」 』の文言があるところです。 

只 私は前々からこの文言は「投手板に触れた投手が牽制の動作もなく、漠然と軸足を外す事に規制を掛ける意味として(後ろに外す事だけをリーガルとする事)
厳格に言ったまでで、誰の目にも牽制動作が明らかであれば、軸足が踏み変わっても構わないのではないか?」と自分なりに考えるようになり
「踏み替えた後に送球すれば、軸足の投手板での移行でボーク」 と 「軸足を側方または前方に外すことは許されない。」は同等の意味を指していて
牽制動作に、タイムラグが無いのなら(一挙動なら)「踏み替えはOKで、一挙動の踏み替えがOKなら、前方でも側方でもOKである」と考えるようになりました。
2013年度にアマ側は、1塁への牽制球についての軸足の動作が容認されるようになりましたが、2塁についても同様と私自身は考えています。

しかし この日本版【注】は、時に誤解を招くのでは?と思うくらい丁寧です。
やっぱり日本人の気質でしょうね、「事細かく明記」を信条に作られている感じがします。
(小さな親切大きな迷惑っぽい事もある、セットポジションの注5は削除して欲しいです)
だから 私ども審判員から「今 言ったことが規則書に書いていない」と言ってくる方がおられます。
「書いていないから判断できない」との意見ですが、「そこだけの部分を見ずに、関連項目から答えを出す事も勉強して欲しい。」と説明します。
確かにそこまでの勉強は、規則書と睨めっこする位の根性が無いと中々難しいです。唯 安易に答えだけを求めたがるのもどうかなと・・・
規則委員会にお願いしたいのは、【注】は、出来るだけ例題なり、規則説明なりを「誤解を生まない様、うまい表現」で、掲載して頂ければと思います。

2塁牽制に戻して

アマチュア規則委員会は「規則を厳格に適用する事」を信条としていますから、中々解釈を変更しない(変更したくても)ところはありますが
本来の規則はMLB、プロ野球機構、日本野球連盟共 同一の内容で運用されることが必要であると思います。
違いは球場の作り方によるローカルルールとアマチュアは時間規制、投球規制、塁間規制等であり、野球其の物の規則を変えない事が
小学生からプロまで、どのレベルで野球をやっても統一された同じ規則で出来る方法だと思います。
その思いはアマチュア規則委員会も同様に考えていると思いますが、プロ、アマの規則委員会の方々も
「総論賛成、各論反対」と言う、日本の風土みたいなものを出したがる、特殊な人種の方々みたいなので仕方がないのかな?です。
でも過去から見ると、随分歩み寄ってると思いますので、徐々にでも早くそうなってくれたらなあと思う次第であります。
私自身もアマチュア規則として、決定した事には従いますが、悶々とする部分もあるので早くスッキリしたいですね。
(特に、あれはプロだけ、これはアマチュアだけ、それは高野連だけ、と説明するのもしんどいです・・・)
7:ノボル :

2017/06/19 (Mon) 19:20:57

こんにちは、ノボルです。宜しくお願いします。

身に余る、お言葉を頂き、大変恐縮しております。
でも、本当にまだまだです。日々精進しなさいと先人にも言われておりました。

小川様の貴重な見解、ありがたく拝読させて戴きました。

>本来の規則はMLB、プロ野球機構、日本野球連盟共 同一の内容で運用されることが必要であると思います。

私も大いに賛同です。いつの日かその日が来ることを期待して止みません。
今後も更に精進してまいりますので、宜しくお願いいたします。


8:審判部 小川 :

2017/06/20 (Tue) 15:15:49

こんにちは 審判部の小川です。

本当に日々精進ですね。
試合で難しい状況が発生しても、規則に則り裁定出来るように、今後も一緒に勉強しましょう。
宜しくお願い致します。

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